
まとめて積んで運んで時短&エコに
ユニリーバ・ジャパンの工場では、シャンプーなどの製品をケースに入れ、パレット(フォークリフトで運べる板)に載せるか手作業でトラックに積み、出荷しています。どの製品のケースもパレットやトラックに隙間なくぴったり収まるサイズにすることで、積載率を高め、物流を効率化しています。
2021年4月には「メニュープライシング」を取り入れた取引制度を導入。物流の効率化につながる発注に対してインセンティブを設けています。具体的には、トラックが隙間なくいっぱいになる量の製品をご発注いただけると割引になる「満車割」、ケース単位ではなくパレット単位でご発注いただけると割引になる「パレット割」、1週間以上前にご発注いただけると割引になる「早期発注割」などがあります。また、日用品・化粧品大手としては初めてすべての発注において納品日を受注日の翌々日以降にし、ゆとりをもって準備・配送できるようにしました。
トラック満車単位だと輸配送に必要なトラックの台数を減らせます。パレット単位だとトラックにケースを一つひとつ手で積む必要がなく、トラックドライバーや物流従事者の作業時間や負担を減らせます。そして、納品日にゆとりがあると、ドライバーが無理なスケジュールで運ばなくてもよくなるだけではなく、中継輸送による日帰り運行が可能になっていくと考えています。
この取引制度の導入後、物流に必要なトラックの台数を年間約5,800台、CO2排出量を950トン、トラックドライバーおよび物流従事者の皆さまの作業時間を約5,800時間削減。いち早くメニュープライシングを取り入れ、大きな成果を上げている先進事例として高く評価され、 「サプライチェーンイノベーション大賞2023」では「大賞」を受賞しました。


