LGBTQI+ダイバーシティ
誰もが自分らしく働ける組織文化や福利厚生制度などを整えながら社外にも働きかけています。
Unilever ProUd:自分らしく、ほこらしく働き、生きられる社会へ
LGBTQI+とは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)、クエスチョニング(Questioning)、インターセックス(Intersex)ほか、さまざまなセクシャリティを持つ人々を表す言葉です。
私たちは、すべての社員が、ひとりの例外もなく、ありのままの自分で仕事ができるようにすべきだという考えのもと、LGBTQI+コミュニティの人々の権利が守られるよう働きかけ続けています。日本でも、ユニリーバ・プラウド(Unilever ProUd)というプログラムやブランドの活動を通じて、誰もが自分らしく、誇らしく、幸せに生きることが“あたりまえ”であるような社会をユニリーバからつくっていきたいと考えています。
日本における主な取り組み
1. ワークフォース:採用・活躍の推進
- 中途採用も含め、すべての選考過程で性別欄・写真・ファーストネームの記載を廃止
- 国内最大級のダイバーシティに関するキャリアフォーラムDiversity Career Forumに初年度から継続出展
2.ワークプレイス:人事制度・職場環境
- 世界共通の行動指針「企業行動原則 (PDF 286.51 KB)」で、性自認・性的志向への差別も含め、あらゆる差別禁止を明記
- もし違反が疑われる場合には、365日・24時間、匿名でも社内のホットラインまたは社外の弁護士に相談可
- 同性パートナーにも配偶者と同様、結婚・忌日休暇、慶弔金の制度、看護・介護休暇、育児休業の制度を適用。また、準婚姻契約書の費用を補助
- トランスジェンダーへの配慮:通称・健康診断などで本人の望む性別を尊重。また、手術の際に休暇を付与
- 社内で理解を深め、バイアスを取り除いていく「#Unstreotype研修」などを実施
- 従業員リソースグループ「ProUd」とともに誰もが自分らしく、ほこらしく働ける環境づくりを推進
3. マーケットプレイス:市場への働きかけ
- 世界各地でパーパス(目的・存在意義)を持つブランドを通して、LGBTQI+の方々への理解を深め、権利を守るための製品やキャンペーンを上市。日本でも「AXE UNITY限定レインボーフィルム」を2019年に発売。その後もラックスやダヴなどのブランドを通じて、誰もが自分らしい一歩を踏み出すことを応援し続けています。
4. コミュニティ:社会への働きかけ
- 東京レインボープライド、LGBT成人式、Business for Marriage Equalityなどの取り組みに賛同
- 都内の高校生を対象に無意識のバイアスをテーマにした「#Unstreotype ワークショップ」を実施
PRIDE指標
上記のような取り組みが高く評価され、任意団体work with Prideが、LGBTQI+の方々が働きやすい職場づくりを日本で実現することをめざして策定した指標「PRIDE指標2023」において最高位の「ゴールド」を受賞しました。