働く場所や時間を自由に選べる働き方、それが「WAA」
ユニリーバでは、2016年7月から働く場所や時間を社員が自由に選べる新しい働き方「WAA」(Work from Anywhere and Anytime)を導入しています。上司に申請して業務上の支障がなければ、理由を問わず会社以外の場所で仕事ができます。
平日5時から22時なら勤務時間や休憩時間は自由。1日の労働時間は決めずに、1ヵ月の所定労働時間を設け、労働時間が足りない月があれば翌月に調整することができます。
特に育児中の社員からは「WAA」という制度があることで「会社を辞めるという選択肢は消えた」、「家族をすごく大切にしながら気軽に仕事ができるようになった」と大変喜ばれています。
また、働く場所や時間の選択肢を広げることで、仕事へのモチベーション向上にも繋がっています。「WAA」によって働き方を自由に選択できるからこそ、自分で決めて行動し、成果を出すという意識を醸成。今では「WAA」は、ユニリーバで仕事をする上では欠かせない制度として浸透しています。
- 上司に申請すれば、理由を問わず、会社以外の場所(自宅、カフェ、図書館など)でも勤務可能。
- 平日の5時~22時の間で自由に勤務時間や休憩時間を決められます。
- 原則全社員が対象で、期間や日数の制限はありません。
「WAA」を活用すると、たとえば次のような働き方が可能になります。
社員からの声
制度導入から10か月後(2017年4月)の社員アンケートでは、回答者の92%が一度でもWAAを実施しており、75%が「生産性が上がった」、33%が「幸福度が上がった」と答えました。次のような感想も寄せられています。
「時間の使い方を主体的に選べるようになり、人生が変わりました」
「自分が最も生産性があがる時間に出社でき仕事がはかどる。日中私用で気軽に外出できて1日が充実する」
「余計なストレスが軽減し、より仕事への意欲が増した」