ブランドを通じて社会に変化を
ステレオタイプや社会規範は、人々のマインドセットや行動に大きな影響を及ぼします。それはときに人々が自分らしく生きることを阻む、目に見えない壁になります。
自分らしい一歩を踏み出す勇気を
ユニリーバは、2016年、広告からあらゆるステレオタイプをなくす♯UNSTEREOTYPEをスタート。UNWomenが主導するアンステレオタイプ・アライアンスの創立メンバーとして業界全体の変化を促してきました。さらに、2021年3月には、ビューティ&パーソナルケアの新しいビジョン「ポジティブビューティ」を発表し、ブランド、製品および広告などのコミュニケーションをよりインクルーシブにしていくことを約束しました。日本でも、パーパス(目的・存在意義)を持つブランドを通じて社会のステレオタイプに問いを立て、自分らしく一歩踏み出すことを応援しています。
ダヴ:あなたらしさが、美しさ

ダヴのパーパスは、すべての人が自分の美しさに気づくきっかけをつくること。美しさの定義を広げ、自己肯定感を高める活動を続けてきました。ダヴは、ありのままの美しさを表現するため、世界中の広告で一切画像加工をしていません。ダヴ、Getty Images、Girlgazeによる「#ShowUs / #美しさって?」キャンペーンでは、さまざまな美しさを持つ女性やノンバイナリージェンダーの画像1万点以上を紹介しています。
日本のダヴでも、自己肯定感を高めるワークショップ「大好きなわたし~Free Being Me~」をのべ2万人以上の子どもたちに提供。その功績が認められ、文部科学省が主催する「令和2年度 青少年の体験活動推進企業表彰」で「審査員会優秀賞」を受賞しました。
ラックス:#BeHairself 私の髪は、私が決める。

ブランドビジョンである「BRAVE VISION 2030」を掲げるラックスは、そのような状況を受け、人々が本来の自分を表現した髪型・髪色を楽しみながら社会生活が送れるように、髪に関する偏見に気づきをあたえ、ヘアオートノミー〈髪の自己決定権〉を促進するブランドスローガン「#BeHairself 私の髪は、私が決める。」を新たに発表しました。これだけ社会が多様化している現在においても、いまだに存在する髪に対する偏見や不自由さを無くし、自由に自身の髪を楽しむことで、自信を生みだし、より自分らしくいられる世の中を目指します。そして今後、様々なプロジェクトを進行していきます。