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ユニリーバ・ジャパン、2021年3月までに「100%電子契約化」へ

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ビジネスの持続的な成長および新しい働き方のさらなる推進に向けてデジタル化を加速

ユニリーバ・ジャパン・グループ(以下、ユニリーバ・ジャパン)は、すべての契約締結において、従来の捺印や署名を電子サインに切り替え、2021年3月末までに100%電子契約化*1を目指します。また、報告書、届出書などの対外文書についても、100%電子サイン化を進めていきます。

本件の背景・概要

ユニリーバ・ジャパンは、「サステナビリティを暮らしの”あたりまえ”に」というパーパス(目的)の下、サステナブルなブランドを育成するとともに、働く時間・場所を社員が自由に選べる「WAA」(2016年~)、提携自治体で働きながら地域の課題解決に貢献する「地域 de WAA」(2019年~)、いつでもどこからでもパラレルキャリアを追求できる「WAAP」(2020年~)といった「新しい働き方」を導入・推進してきました*2

同時に、新しい働き方を支えながら、業務効率化を図るため、社内承認や対外的な契約のデジタル化を進めてきました*3。そして、新型コロナウイルスの影響下で在宅勤務の長期化や働き方のさらなる変化が予想される中、2021年3月末までに100%電子契約化・電子サイン化への移行を目指すことを決定しました。

電子サイン活用で何が変わるのか?

電子サインを活用した契約締結は、契約当事者双方にとって次のようなメリットがあります。

  • 印刷、製本、捺印、送付、保管のための作業が不要となり、締結までの時間を短縮できる。
  • 速やかな契約締結により、締結の遅れによるビジネス上の機会損失を防げる。
  • 紙媒体での保管が不要となり、オフィススペースの有効活用およびコスト削減につながる。
  • 電子サイン化により、締結文書・データがセキュリティ措置の施された状態で保管されるため、紛失・漏洩のリスクが低減できる。
  • 過去に締結した契約の参照・検索がより速く、手軽にできる。
  • 印紙税が不要となり、印紙代および印紙税額の検討・判断のための時間がなくせる。
  • 電子サイン化により、捺印等のための出社が不要となり、コロナ禍での感染拡大防止や業務効率化につながる。

ユニリーバ・ジャパンでは、ユニリーバ・グローバルで採用している電子署名システムを利用して契約締結を行います。もう一方の契約当事者様のシステムでの締結についても、個別相談の上、対応していく予定です。

日本のビジネスを取り巻く環境が大きく変化する中で、電子契約や電子署名といった新しい技術を活用し、従来の“あたりまえ”を変えていくことで、お取引先様とともに継続的に成長し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

*1

法令等に基づく要請がある場合または契約の特殊性に基づく場合を除く。

*3

2020年上半期締結件数のうち58%が電子締結。

2

ユニリーバ・ジャパンの新しい働き方の詳細は企業サイトをご参照ください。
WAA: https://www.unilever.co.jp/sustainable-living/waa/about-waa/
地域 de WAA: https://www.unilever.co.jp/sustainable-living/waa/chiiki-de-waa/
WAAP: https://www.unilever.co.jp/news/press-releases/2020/unilever-japan-starts-recruiting-side-jobs-at-waap.html

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