消費者の皆さまとともにプラスチックがごみにならない未来をめざす「UMILE(ユーマイル)プログラム」が、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第5回エコプロアワード」で「優秀賞」を受賞しました。
「エコプロアワード」は、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品やサービス、技術、ソリューションビジネスモデルなどを表彰する賞です。
今回受賞した「UMILEプログラム」は、毎日の暮らしの中でお得にエコ活ができるプログラムとして、2020年11月よりユニリーバ・ジャパンが開始したものです。ご家庭で使用後に洗浄・乾燥したユニリーバ製品のプラスチック容器を回収ボックスに入れ「リサイクルしてためる」、またはユニリーバのつめかえ製品を「買ってためる」の2つの方法で「UMILE」というポイントをためられます。UMILEは、LINEポイントに交換したり、子どもたちのために活動している団体に寄付したりできます(1UMILE=20LINEポイントまたは20円の寄付)。回収した空容器は再生工場にて処理・加工し、エコグッズなどにリサイクルします。同時に、プラスチック容器を再び容器へと戻す「ボトルto ボトル」(水平リサイクル)に向けた検討も進めています。
今回の受賞では、企業の立場から消費者・小売店・行政と協働してマテリアルリサイクルを実現している点、環境面でのメリットだけではなくメーカーや小売店へのビジネスの機会にもつなげている点が高く評価されました。
今後、「UMILEプログラム」にご賛同いただける同業他社・異業種とのプラスチック資源回収、また、各地域との官民連携を進め、 地域にお住まいの皆さまとともに「地域資源循環モデルの構築」をめざしてまいります。
ユニリーバは、「サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に」というパーパスのもと、世界共通の成長戦略「ユニリーバ・コンパス」を策定。その一環として、日本でも「UMILEプログラム」の他、「ラックス」「ダヴ」「クリア」などのパッケージの再生プラスチックへの切替、シャンプーなどの量り売り「ユニリーバリフィルステーション」など、さまざまな取り組みを進めています。詳しくは「プラスチックへの取り組み」をご覧ください。