2010年~現在:サステナビリティを暮らしの"あたりまえ"に

歴史の転換点を迎えていることを認識し、ユニリーバは「環境負荷を減らし、社会に貢献しながらビジネスを成長させる」という戦略を策定します。

サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に

「ダヴMen+Care」発売キャンペーンで使用された、芝生の上であおむけになる男性のイメージ

気候変動や不安定な社会情勢により、20世紀の間に向上した生活水準が脅かされつつあります。ユニリーバは、成長とサステナビリティを両立させるビジネスモデルの青写真として、ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランを導入します。

ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランでは、以下の3つの大きな目標の下、50を超える数値目標とコミットメントを定めています。

  • 10億人以上のすこやかな暮らしを支援
  • 製品の製造・使用から生じる環境負荷を半減
  • 数百万人の暮らしの向上を支援

2010年の導入以降、ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン は、グローバル企業のサステナビリティに関するプランの中で、最も野心的なプランの1つとして第3者機関に認められています。ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランは進化を続け、ユニリーバの規模や専門知識を活用して世界に変化をもたらしつつ、ビジネスを成長させています。

2014年には、ユニリーバの「サステナブル・リビング・ブランド」――サステナビリティを戦略の中核に置いたブランドで、ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランの目標に貢献するもの――は他の事業の2倍のスピードで成長し、ユニリーバ全体の成長に大きく貢献しています。

企業の枠を越えて

より公平な安全な未来を創るために、ビジネスが果たす役割が、グローバルアジェンダの最優先事項となっています。2015年にパリで行われたCOP21などのイベントや、国連が発表したグローバル目標などがそれを裏付けています。

ユニリーバは、他の企業、市民社会、政府、NGOと連携することで根本的な変化をもたらすことができる3つの分野を挙げています。すなわち、気候変動と森林伐採、WASH (Water, Sanitation & Hygiene)、持続可能な農業です。

ハイライト

2010年

ユニリーバは、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスの食品・飲料部門「スーパーセクター」において、12年連続でサステナビリティリーダーに選ばれます。

アルバート・カルバーの株主がユニリーバによる買収に賛成票を投じたことで、「トレセメ」「アルバートVO5」「ネクサス」「セントアイヴス」「シンプル」などのブランドがユニリーバのポートフォリオに加わります。

2011年

最高経営責任者であるポール・ポールマンは、ダボスで開催された世界経済フォーラムで、持続可能な農業を業界全体で支援する動きをユニリーバもサポートすることを約束します。

2012年

すべての地域とカテゴリーが成長に貢献し、ユニリーバの売上が500億ユーロを超えます。現時点で14のブランドがあり、それぞれ年間10億ユーロ以上の売上があります。

ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランは着実に成果をあげています。原材料となる農産物の3分の1以上で持続可能な調達を実現し、50%以上の工場でゼロランドフィル(埋立廃棄物ゼロ)を達成します。石鹸を使用した手洗いの啓発、安全な飲み水の提供、口と歯の健康の促進、若い世代の自己肯定感を高めるプログラムを通じ、2億2,400万人を支援しました。

2013年

女性とビジネスの機会拡大に寄与する取り組みを評価され、2013年度カタリスト・アワードを授与されます。ユニリーバはミャンマー市場に再び進出し、ヤンゴンに新たな製造施設と本部を設置して、本格的な事業活動を再開します。

第60回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで44個の賞を受賞します。

2014年

「ユニリーバ・サステナブル・リビング・ヤング・アントレプレナー・アワード」を開始します。これは環境・社会・健康の課題の解決につながる事業を行う若手起業家を応援する国際アワードプログラムです。

厳しい経済環境にもかかわらず、ユニリーバは5年連続で売上、営業利益ともに成長します。ポートフォリオの再構築を進め、北米のスーパープレミアムアイスクリーム「タレンティ」と中国の浄水器メーカー沁園を含むいくつかの戦略的買収を実施します。

ユニリーバは、2014年度ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)の食品・飲料・タバコ部門においてリーダーに選ばれます。

2015年

ユニリーバは、ブランド・ポートフォリオにサステナビリティをより強固に組みこみつつ、不安定な市場でも一貫して利益を出し続けます。

ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスでは、100点満点中92点を獲得し、食品・飲料・タバコ産業部門におけるリーダーに選ばれました。選出回数は過去16年間で15回目となります。また、RobecoSAMの2015年度コーポレートサステナビリティ評価にも参加し、インデックス・コンポーネントに選ばれました。

1月、ユニリーバはすべての工場でゼロランドフィル(埋立廃棄物ゼロ)を達成したことを発表し、6月には2008年以降100万トンのCO2排出量削減を達成します。

「サステナブル・リビング・ブランド」は現在ユニリーバの成長の半分を占め、他のブランドの2倍のスピードで成長しています。主要ブランドの多くは、環境や社会に対する存在意義を明文化したブランド・パーパスの下、原材料の調達から製造、使用・廃棄にいたる製品ライフサイクル全体でサステナビリティが実現できるよう、取り組みを進めています。

ユニリーバは国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に協力し、2015年の国連気候会議(COP21)で採択された「パリ協定」に賛同します。また、2030年までに「カーボンポジティブ」を実現することを発表します。

ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランの2015年の進捗レポートのなかで、USLPの数値目標の大半を達成できる見通しであることを発表しました。世界が直面する大きな課題の解決に向かって、小さな行動を積み重ねてくださるよう多くの人々に呼びかけています。

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