1960~1969年:成長の時代

1960年代に入ると、世界経済の成長と生活水準の向上により、楽観的なムードが広がります。それに伴い、新しいアイデアも生まれるようになります。

ジョン・ヒューワー扮する「キャプテン・バーズアイ」が登場する1960年代の広告

ユニリーバは、イノベーションと買収を通じて多角化と拡大を進め、広告代理店、市場調査会社、包装企業を立ち上げます。1968年にはアライド・ブルワリーズに野心的な買収提案を持ちかけ、合弁を模索します。しかし、業績の良い事業と悪い事業の差が広がるにつれ、安定した収益を維持するのが難しくなり、収益の少ない事業を維持するために資金を投入します。

1960年代半ばの組織改革により、ブランドを世界規模で成長させる機会が広がります。主要ブランドについては、個々の事業会社に代わって「コーディネーションズ」と呼ばれるカテゴリー別のチームがブランドマネジメントと欧州での売上の責任を持つようになります。

ハイライト

1960年

パーソナルケアや洗濯のブランドは、すべてリーバ・ブラザーズ・アンド・アソシエイツの管理下に置かれます。一方、医学界からコレステロール値を下げる食品の開発を要請され、ユニリーバは健康に配慮したマーガリンの先駆けとなる「ベーセル」を発売します。発売当初は薬局のみで販売されました。

1961年

米国で「グッド・ユーモア」アイスクリームを買収します。

1965年

ユニリーバは、社内向けのサービスプロバイダーを事業化し、包装企業4Pグループを設立することで新たな収益源を生み出します。フランスを皮切りに「ジフ」の販売が開始されます。

1967年

「キャプテン・バーズアイ/イグロ/フルデサ」が初めてTVコマーシャルに登場します。

1968年

ユニリーバは英国最大規模の醸造会社であるアライド・ブルワリーズとの合弁を模索しますが、失敗に終わります。

1969年

英国初のカラーTVコマーシャルとなる「バーズアイ」グリーンピースのコマーシャルが放送されます。

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