ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランの目標:

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ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン

すこやかな暮らし

女性のための機会

女性の権利を尊重し、活躍の場を広げることは、ビジネスの優先課題です。

ユニリーバは女性のエンパワーメントに大きく貢献できる立場にあります。女性は私たちの製品の消費者の70%以上を占め、バリューチェーンでも重要な役割を果たしています。ユニリーバの製品の原材料となる農産物の生産者、流通業者、工場・オフィスで働く社員として、女性が活躍しています。

世界的に知られていることですが、女性の経済的な地位が上がると、家族や地域社会、経済1に波及効果があります。多くの場合、女性は家族に変化をもたらす存在です。しかし、女性は世界の仕事の60%を担っているにもかかわらず、世界の収入の10%しか稼いでいません。さらに、稼いだお金の90%を家族のために使っています2

女性のエンパワーメントは、国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)や2030年までの開発アジェンダの中で、重要項目に挙げられています。ユニリーバはこの目標がSDGsに取り入れられるよう、企業の声を集め、重重要な役割を果たしました。私たちは、女性のエンパワーメントについて具体的な数値目標を設定すべきだと提唱しています。SDGsの目標5では、すべての女性および少女のエンパワーメントを進め、ジェンダー平等を実現することが掲げられています。

ジェンダーの不平等をなくすことは、倫理的に正しいだけではなく、将来の成長に不可欠です。私たちは、女性の権利を尊重し、活躍の場を広げることをビジネス上の優先課題だと考えています。より多くの女性に積極的に経済活動に参加していただくことで、暮らし、家族、コミュニティ、そして経済を変革していくことを目指しています。これが実現できれば、ユニリーバの市場、ブランド、ビジネスが成長する機会も広がります。

1出典:http://www.mckinsey.com/global-themes/employment-and-growth/how-advancing-womens-equality-can-add-12-trillion-to-global-growth

2出典:http://www.vanguardngr.com/2015/08/women-must-be-empowered-economically-maureen-ochem/

目標と成果

さまざまな取り組みを通して、500万人の女性にエンパワーメントをするという高い目標を掲げています。

女性のための機会

ユニリーバの目標

2020年までに、ジェンダーバランスの取れた組織の構築、コミュニティの安全、トレーニング・スキル向上の機会の拡大、バリューチェーンでの機会の拡大を通して、500万人の女性をエンパワーメントします。

ユニリーバの実績

ユニリーバでは男女の機会均等を徹底しており、2015年には世界の管理職のうち45%が女性でした。社外のパートナーと協力して、2015年までに、約80万人の女性がスキル向上イニシアチブに参加できるようにしました。インドでは、シャクティ個人事業主として7万人の女性が活躍しており、ケニアとインドの小規模茶園では約73万人の女性が働いています。

ユニリーバのアプローチ

ユニリーバは、女性のエンパワーメントに、権利、スキル、機会の3本柱で取り組んでいます。女性の権利が尊重され、成功していくためのスキルと機会が与えられる必要があります。

女性がスキル向上の機会に公平にアクセスできるようにすることで、農作物の生産量を増やし、より多くの原材料を確保できるようになります。女性が経済活動に参加することには、家族が貧困から抜け出し、大きな変化を生み出す力があります。

女性のエンパワーメントはビジネス成長の大きな機会ですが、社内の取り組みを進めると同時に、主要なステークホルダーと連携しながら世界規模、地域規模でシステムを変革させていく必要があります。私たちは、女性のエンパワーメントに関する問題を理解し、優先課題を決定し、方針を定め、取り組みを進める上で、外部組織からのインサイトや意見を積極的に取り入れています。

  • 達成済み:0
  • 計画通り:5
  • 計画に遅れ:0
  • %%目標を達成:1

ユニリーバの目標

ユニリーバ・サステナブル・リビング・プランにおける保証プログラムの詳細については、『Independent Assurance』(英語)をご覧ください。

ジェンダーバランスが取れた組織の構築

特に管理職において、ジェンダーバランスが取れた組織を構築します。

2015年時点で、ユニリーバの管理職のうち、55%が男性、45%が女性でした。

ユニリーバのアプローチ

私たちは早くから性別や年齢、国籍などの属性に関係なく、業務に必要な能力と資質のみで社員を採用し、評価してきました。さらにジェンダーバランスを推進し、女性の声を経営に反映できるよう、2009年、「2020年までに女性の管理職比率を50%にする」という明確な数値目標を設定しました。

ユニリーバの女性管理職比率は、2010年の38%から2015年には45%となり、順調に改善しています。25カ国では既に目標を達成しています。女性役員比率は50%を達成しており、2014年の36%から改善しました。2016年3月までに3名の女性役員を迎え入れました。

採用・昇進される女性の数も大幅に増加しています。2020年の目標を達成するためには、このペースを維持していく必要があります。

安全なコミュニティ

事業をおこなっているコミュニティで女性の安全を促進します。
(2014年の新目標)

2015年までに、約6,000人の女性が安全性向上イニシアティブに参加できるようにしました。

ユニリーバのアプローチ

ケニアでの調査で、ユニリーバが事業展開するコミュニティで女性の安全が守られることが重要な課題となっていることが分かりました。それを受けて、2014年に安全なコミュニティに関する新たな目標を掲げました。

私たちは、社内にとどまらず、コミュニティ全体で女性の安全が守られるよう、セクシャルハラスメントについての意識の向上やトレーニングを実施し、違反事例に早期対応する仕組みを強化していきます。

体系的で包括的なアプローチを取り、事業所のある地域の方々とともに取り組みを継続していきます。すべての問題に対する解答を持っているわけではありませんので、今後も社外のパートナーと協力し、何がセクシャルハラスメントに該当するかといった情報を提供したり、少女が社会活動に参加する機会を広げたりしていきます。

パートナーと協力することで、影響力を高め、知識の共有を促進しています。たとえば、2015年には、国際食品労連(IUF)およびインダストリオールとともに、職場でのセクシャルハラスメントを防ぎ、ダイバーシティとインクリュージョンが尊重される文化を醸成することを目指す共同コミットメットを発表しました。

トレーニング・スキル向上の機会の拡大

バリューチェーン全体でトレーニングとスキルへのアクセスを拡大します。
(2014年の新目標)

社外のパートナーと協力し、2015年までに、ケニアとインドの小規模茶園の約73万人の女性がスキル向上イニシアチブに参加できるようにしました。

ユニリーバのアプローチ

より多くの女性に経済活動に参加していただくためには、この目標で掲げているように、トレーニングやスキル向上の機会を広げていくことが不可欠です。私たちは、ケニアとインドの小規模茶園の約73万人の女性がスキル向上イニシアチブに参加できるようにしました。

トレーニングへのアクセスがないことが、女性がトレーニングを受けられない主な理由の1つになっています。このため、ユニリーバでは、女性が参加しやすい時間や場所を選んでトレーニングを実施し、公平かつ十分にトレーニングの機会が提供できるようにしています。また、社外のパートナーと協力して、より多くの女性に参加いただくとともに、相互学習ができるようにしています。

トレーニングやスキル向上の機会を提供する際には、さまざまなトレーニングを組み合わせて、総合的に働きかけるアプローチを取っています。たとえば、小規模農家向けには、農法だけではなく、バランスよく栄養を摂るためのトレーニングや、財務・会計についての知識を増やすためのトレーニングも行っています。

バリューチェーンでの機会拡大

  • 当社のバリューチェーンでの女性の機会を拡大します。
    (2014年の新目標)
  • 当社が採用・雇用・研修するシャクティ個人事業主の数を、2010年の45,000人から、2015年には75,000人に増やします。

2015年末までに、7万人のシャクティ個人事業主が製品を販売できるようトレーニングを受けました。

93 2015年末までに、7万人のシャクティ個人事業主が製品を販売しています。

バングラディッシュ、スリランカ、ベトナムでも同様の取り組みをしており、さらなる規模の拡大を目指します。

ユニリーバのアプローチ

この分野では元々、2015年までにシャクティ個人事業主の数を75,000人に増やすという目標を掲げていましたが、達成できませんでした。2016年、新しい目標として、「ユニリーバのバリューチェーンでの女性の機会を拡大する」ことを目指すことにしました。元々の目標よりも範囲が広くなっていますが、目標達成に向けて順調に進捗しています。

インドでのシャクティ・プログラムは、農村の経済状況を改善しながら、ビジネスも成長させるという双方にメリットのある取り組みです。シャクティ・プログラムを通じて、16.5万以上の農村で、400万人の方々に製品を販売できるようになりました。

シャクティは、途上市場や新興市場の農村部で、所得の限られた層に製品を提供するビジネスモデルです。私たちは、これを東南アジアやアフリカ、ラテンアメリカの市場にも広げています。たとえば、ナイジェリアでは、Gbemigaイニシアチブの一環として、2015年末までに1,000人の女性が製品を販売できるようにトレーニングを受けました。

Key

  • 達成済み
  • 計画通り
  • 計画に遅れ
  • %目標を達成
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