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プラスチックへの取り組み

プラスチックがごみにならない未来へ。ユニリーバの取り組みをご紹介します。

Lux plastic waste

プラスチックの現状

fish eating plastic bag

加工がしやすく、丈夫なプラスチックは、暮らしの中でいろいろなものに使われています。過去50年間で世界中のプラスチック使用量は約20倍になりました。しかし、そのうちリサイクルされているプラスチックはわずか9%。捨てられたプラスチックの多くが川や海に流れこんでいます。このままでは2050年までに海洋のプラスチックごみが魚類よりも多くなるという報告⋆1もあります。日本でも大量のプラスチックごみが行き場を失いつつあります。プラスチックを使い捨てにするのではなく、資源として再利用・リサイクルしていく循環型社会への移行が求められています。

新しい目標:循環型社会に向けて

plastic 2025 commitment

ユニリーバは、製品を使ってくださる方々が増え、生産量が増えても、ごみを増やしてはならないという考えのもと、早くからごみの削減に取り組んできました。2010年には世界共通の成長戦略「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」の一環として、「2020年までに廃棄物を半減する」⋆2という目標を発表。2018年末までに世界全体で製造工程からの廃棄物を97%、パッケージの重量を約18%⋆3削減しました。また、マイクロプラスチックとして海洋に流入するリスクのあるプラスチック製のスクラブビーズは、2014年末までに世界中の製品から完全に撤廃しました。さらに2017年1月には、「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」に次のような新しい目標を追加しました。

2025年までに

  • プラスチック・パッケージを100%再利用可能、リサイクル可能、堆肥化可能にする
  • 使用するプラスチックの少なくとも25%を再生プラスチックに切り替える

プラスチックをより軽く、環境負荷を少なく、繰り返し使えるように

2025年までの目標を達成するため、製品開発の段階から「LBN-P」、つまり「LESS PLASTIC」、「NO PLASTIC」、「BETTER PLASTIC」というアプローチを取り入れています。

「LESS PLASTIC」とは、パッケージに使用するプラスチックの量を減らすことを言います。この分野では、パッケージの軽量化や個包装の削減のほか、つめかえ用製品・濃縮コンパクト型製品など、省資源・ごみの削減につながる剤型の製品の発売を進めています。

「BETTER PLASTIC」は、パッケージにより環境負荷が少なく、循環利用しやすい素材を採用することを言います。日本でも、2019年秋冬の「ラックス」、「ダヴ」、「クリア」の新製品を皮切りに、パッケージに再生プラスチックを採用します。例えば「hair supplement by LUX(ラックス ヘアサプリ)」や「ラックス ルミニーク」シリーズでは、ボトル本体にペットボトルからつくられた再生プラスチックを約90~95%使用します。さらに、2020年までにPET素材のボトルを100%再生プラスチックに切り替えることを目指します(技術的に切り替えの難しい着色剤などの添加剤を除く)。このことにより、年間5,200万本分のペットボトルが「ラックス」や「ダヴ」のボトルとして生まれ変わり、皆さまのもとに届くことになります⋆4。また、石油からプラスチックをつくるときに比べ、年間1,200トンのCO2削減になります⋆5。このほか、海外でも、英国の紅茶ブランド「PG Tips」のティーバッグにトウモロコシからつくられた植物性プラスチックを採用するなど、世界各国でより環境負荷の少ない素材への切り替えを進めています。

「NO PLASTIC」は、プラスチックを使うのをやめる、いわゆる「脱プラ」です。この分野では、紙やガラス、金属などの代替素材への切り替えを進めています。また、消費財各社やテラサイクル社とともに、ガラスや金属でできた耐久性の高いパッケージの製品を販売し、ご家庭での使用後に回収・洗浄して再利用する「Loop™」のような新しいビジネスモデルも海外で試験的に始めています。Loop™の詳細はプレスリリースをご覧ください。

より大きな変化を起こすために

私たちがめざすのは、プラスチックが一切ごみにならない未来です。そのためには、業界全体、社会全体が変わっていく必要があります。その一歩として、ユニリーバは、エレン・マッカーサー財団とのパートナーシップの下、プラスチックに関わる国際的な基準づくりを進めています。また、ごみの分別回収やリサイクルのための社会インフラがない国・地域を中心に、政府・行政機関にも働きかけています。同時に消費者の皆さまにも分別・リサイクルへのご協力を呼びかけています。さらに、新しい技術、イノベーション、ビジネスモデルの創出にも取り組んでいます。

プラスチックを使い捨てにする社会から、大切な資源として再使用・リサイクルしていく社会へ。私たちはこれからも「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」および社外の皆さまとの協働を通して、自然環境を守りながら循環型社会の実現に貢献していきます。より詳しい取り組みの内容は、ユニリーバのグローバルサイトをご覧ください。

*1 出展:Ellen MacArthur Foundation “New Plastics Economy” *2 製品の製造・使用・廃棄からの廃棄物の半減を目指しています。*3プラスチックの他、紙やガラスなどすべての素材が含まれます。*4ユニリーバジャパン予測年間数量と、500mlのペットボトル25gで換算 *5三菱UFJリサーチコンサルティング 「PET樹脂のCO2排出量比較」に基づき算出

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