1. Home
  2. サステナビリティ
  3. プラスチックへの取り組み

プラスチックへの取り組み

プラスチックにかかわるユニリーバの取り組みをご紹介します。

Lux plastic waste

プラスチックの現状

加工がしやすく、丈夫なプラスチックは、暮らしの中でいろいろなものに使われています。過去50年間で世界中のプラスチック使用量は約20倍になりました。しかし、そのうち回収・リサイクルされているプラスチックはわずか9%。捨てられたプラスチックの多くが川や海に流れこみ、海の生態系に深刻な影響を及ぼしています。このままでは2050年までに海洋のプラスチックごみが魚類よりも多くなるという報告⋆1もあります。

新しい目標:プラスチックがごみにならない未来へ

ユニリーバは、製品を使ってくださる方々が増え、生産量が増えても、ごみを増やしてはならないと考えています。そこで、2010年、「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」の一環として、「2020年までに廃棄物を半減する」⋆2という目標を発表。パッケージの軽量化や、より分別・リサイクルしやすい素材への切り替え、つめかえ用・濃縮タイプの製品の発売などを進め、これまでに世界全体でパッケージの重量を13%削減しました⋆3

さらに2019年10月には、従来の目標を拡充し、次のような3つの目標を掲げました。

2025年までに:

  • プラスチックパッケージを100%再利用可能・リサイクル可能・堆肥化可能にする
  • 非再生プラスチックの使用量を半減する
  • 販売する量よりも多くのプラスチックパッケージの回収・再生を支援する

世界規模の消費財メーカーとして初めて、プラスチックの使用量を絶対量で10万トン以上削減することを約束しました。また、どんな製品にするのかを決め、素材を選ぶところはもちろん、ご家庭で使い終わった後のことにも企業として責任を持つべきだという考えから、回収・再生についての目標も新たに追加しました。

プラスチックをより軽く、環境負荷を少なく、繰り返し使えるように

2025年までの目標を達成するため、製品開発の段階から「LBN-P」、つまり「LESS PLASTIC」、「NO PLASTIC」、「BETTER PLASTIC」というアプローチを取り入れています。

「LESS PLASTIC」とは、パッケージに使用するプラスチックの量を減らすことを言います。この分野では、パッケージの軽量化や個包装の削減のほか、つめかえ用製品・濃縮コンパクト型製品など、省資源・ごみの削減につながる剤型の製品の発売を進めています。

「BETTER PLASTIC」は、パッケージにより環境負荷が少なく、循環利用しやすい素材を採用することを言います。日本でも、2019年秋冬の「ラックス」、「ダヴ」、「クリア」の新製品を皮切りに、パッケージに再生プラスチックを採用しています。例えば「hair supplement by LUX(ラックス ヘアサプリ)」では、ボトル本体にペットボトルからつくられた再生プラスチックを約90~95%使用しています。さらに、2020年までにPET素材のボトルを100%再生プラスチックに切り替えることを目指しています(技術的に切り替えの難しい着色剤などの添加剤を除く)。このことにより、年間5,200万本分のペットボトルが「ラックス」や「ダヴ」のボトルとして生まれ変わり、皆さまのもとに届くことになります⋆4。また、石油からプラスチックをつくるときに比べ、年間1,200トンのCO2削減になります⋆5

「NO PLASTIC」は、プラスチックを使うのをやめる、いわゆる「脱プラ」です。この分野では、紙やガラス、金属などの代替素材への切り替えを進めています。また、消費財各社やテラサイクル社とともに、ガラスや金属でできた耐久性の高いパッケージの製品を販売し、ご家庭での使用後に回収・洗浄して再利用する「Loop™」のような新しいビジネスモデルも海外で試験的に始めています。Loop™の詳細はプレスリリースをご覧ください。

マイクロプラスチックを撤廃

洗顔料やボディウォッシュなどの製品の中には、角質除去や洗浄のためにスクラブ剤が配合されているものがあります。そのうち、プラスチック製のスクラブビーズは、海洋に流入してマイクロプラスチック⋆6となる可能性があるため、2014年末までに世界中の製品から完全に撤廃し、代替成分に切り替えました。たとえば、日本の「ダヴ」の洗顔料の一部には、スクラブ剤として鉱物のシリカを配合していますが、これはマイクロプラスチックには該当しません。

より大きな変化を起こすために

私たちがめざすのは、プラスチックが一切ごみにならない未来です。そのためには、業界全体、社会全体が変わっていく必要があります。その一歩として、ユニリーバは、エレン・マッカーサー財団とのパートナーシップの下、プラスチックに関わる国際的な基準づくりを進めています。また、ごみの分別回収やリサイクルのための社会インフラがない国・地域を中心に、政府・行政機関にも働きかけています。同時に消費者の皆さまにも分別・リサイクルへのご協力を呼びかけています。

さらに、新しい技術、イノベーション、ビジネスモデルの創出にも取り組んでいます。2018年4月にはイオニカ社、インドラマ・ベンチャーズ社とともに、プラスチックごみを食品のパッケージに使える品質の原料へと生まれ変わらせる新技術の開発に取り組むことを発表しました。

プラスチックを使い捨てにする社会から、大切な資源として再使用・リサイクルしていく社会へ。私たちはこれからも「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」および社外の皆さまとの協働を通して、自然環境を守りながら循環型社会の実現に貢献していきます。より詳しい取り組みの内容は、ユニリーバのグローバルサイトをご覧ください。

*1 出展:Ellen MacArthur Foundation “New Plastics Economy” *2 製品の製造・使用・廃棄からの廃棄物の半減を目指しています。*3プラスチックの他、紙やガラスなどすべての素材が含まれます。*4ユニリーバジャパン予測年間数量と、500mlのペットボトル25gで換算 *5三菱UFJリサーチコンサルティング 「PET樹脂のCO2排出量比較」に基づき算出 ⋆6米国連邦法の定義:5mm以下の固形プラスチック粒子で、角質除去または洗浄の目的で使われるもの。

トップに戻る

ユニリーバ とつながる

ユニリーバ と同様に、持続可能な未来に関心をお持ちの皆様とつながりを持ちたいと考えております。

お問い合わせ

ユニリーバ と専門家チームへのお問い合わせ、または世界中の各連絡先はこちら。

お問い合わせ