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2025年までにプラスチック・パッケージを100%リサイクル可能に

ロンドン/ロッテルダム 2017年1月14日:ユニリーバは、本日、2025年までに、プラスチック・パッケージをすべて再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能にし、消費財業界全体の循環型経済への転換を加速させることを発表しました。

Recycling bank

“Ultimately, we want all of the industry’s plastic packaging to be fully circular”

Paul Polman, CEO

エレン・マッカーサー財団(EMF)によると、世界中のプラスチック・パッケージのうち、リサイクルされているのはわずか14%で、残りの40%は埋め立て廃棄され、30%以上は脆弱な生態系へ流入しています。このままだと2050年までに世界の海洋中のプラスチックは魚よりも多くなると報告されています。建築家で循環型経済のリーダーでもあるウィリアム・マクダナー氏が提言している「ゆりかごからゆりかごへ」という考え方に沿ってパッケージを再設計していくことは、気候変動対策のために再生可能エネルギーの利用を広げていくことと同様、現代の世界の大きな課題です。

パッケージに使用するプラスチックを貴重な資源と捉え、効率的・効果的に管理していくことは、持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「つくる責任・つかう責任」を達成する上で、優先順位の高い取り組みです。そうすることで、資源の「投入・生産・廃棄」(take-make-dispose)モデルから循環型経済への転換を図ることが重要です。

ユニリーバは、循環型経済に向けて、プラスチック・パッケージに関して次のようなコミットメントを発表しました:

2025年までにすべてのプラスチック・パッケージをすべて再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能なものにする

エレン・マッカーサー財団のメンバーシップを3年延長し、同財団の「ニュー・プラスチック・エコノミー」イニシアチブを推進する。その一環として2020年までに世界でパッケージに使用しているプラスチック素材の「パレット」を公開し、グローバルな業界基準を作成する一助とする。

海洋へのプラスチックへの流入リスクの大きい沿岸部を中心に、多層構造のサシェをリサイクルする技術の確立および業界への共有に投資する。 ユニリーバは、2010年に導入した「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」の中で、「2020年までにパッケージの重量を1/3減らす」「2025年までにパッケージに使用するプラスチックのうち、少なくとも25%を再生プラスチックにする」ことを目標に掲げました。そして2015年には、全世界の製造拠点でゼロ・ランドフィル(埋め立て廃棄物ゼロ)を実現しました。 ユニリーバ グローバルCEOのポール・ポールマンは、次のように述べています:「プラスチック・パッケージは、製品を消費者にとって魅力的で、安全で、楽しめるものにするために重要な役割を担っています。しかし、汎用性の高い素材としての利点を生かし続ける一方で、プラスチックが消費者の皆さまの使用後も責任を持って効率的に管理されるよう、業界全体でさらに取り組みを進めていく必要があります。」 「海洋中のプラスチック廃棄物という課題に対処するためには、最初にプラスチックが水路に入るのを止めるシステム上の解決策に取り組む必要があります。私たちのコミットメントが他社にも広がり、業界全体でリサイクル可能なプラスチックや再生プラスチックに移行していくきっかけとなることを願っています。」

「政府や他のステークホルダーと協働し、循環型経済への転換に欠かすことのできない収集・処理のためのインフラストラクチャーを開発・拡大していくことも必要です。究極的には、業界のプラスチック・パッケージがすべて循環的に利用されるようにしたいと考えています。」

エレン・マッカーサー氏は次のように述べています:「ユニリーバは、循環型経済に向けてプラスチック・パッケージの野心的な目標にコミットすることにより、システムの具体的な変革に貢献し、消費財業界全体に強いシグナルを送り出しています。(パッケージの)設計と素材を変える施策と使用後の戦略を組み合わせる進め方は、ニュー・プラスチック・エコノミーを現実に変えるために必要な、システム全体へのアプローチの実例です」。

ウィリアム・マクダナー氏は次のように述べています:「パッケージとプラスチックの最適化は時宜にかなっています。関係するすべての人々、地域社会、企業―すなわちサプライヤー、メーカー、小売業者、顧客、消費者が、現在、同じ価値と目的の下、未来の世代に価値をもたらし、共有するために現在ともに取り組むことのできるものです」 ユニリーバは、コミットメントの一環として、2025年までにプラスチック・パッケージを再利用またはリサイクルすることが技術的に可能であること、そしてプラスチックのリサイクル業者がその素材をリサイクルすることが商業的に実行可能であることが実証されるようにしていきます。

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