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ユニリーバ・ジャパン、LGBT支援プログラム「ユニリーバ・プライド・ジャパン」を開始

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2016年9月より、LGBT*等性的マイノリティを支援するプログラム「ユニリーバ・プライド・ジャパン」を開始しました。

人事制度の改定や社員教育、アライ・グループによるコミュニティ活動などを実施

「ユニリーバ・プライド・ジャパン」は、ワークフォース(人材)、ワークプレイス(職場)、マーケットプレイス(パートナーとの協働)、コミュニティ(社会活動)という4つの枠組みの下、社内外のLGBT支援を行うものです。各枠組みにおける主な活動は、以下の通りです。今後も、法制度や関係機関の動向を確認しながら、さらなる拡大を検討していきます。

ワークフォース

LGBT人材の採用・活躍を推進します。

  • 2016年10月に開催される、企業とLGBTがともに“自分らしくはたらく”を考えるイベント「RAINBOW CROSSING TOKYO」に協賛・出展します。

ワークプレイス

人事制度の改定や職場環境づくりを行います。

  • 2016年9月から、企業行動原則に性自認や性的指向による差別禁止を明記しました。また、セクハラやパワハラに関する匿名の社内相談窓口では、LGBTに関する相談受付も受け付けています。
  • 2016年9月から、アライ(支援者)を社内募集し、コミュニティを設置しました。LGBTアライ・コミュニティには、LGBT当事者を含めLGBTを応援する社員が参加でき、社内外でLGBTに対する理解促進のための活動を行う予定です。
  • 2016年10月1日から、同性パートナーを持つ社員に対して結婚・忌日休暇、結婚祝い金・弔慰金の制度を適用しました。今後、段階的に同性パートナーの父母や子女にも制度を適用していく予定です。
  • 今後、LGBTへの理解を深め、チームマネジメントに活かす社内トレーニングを実施する予定です。

マーケットプレイス

他の企業やNPO法人、行政団体などのパートナーと協働を通じて、LGBTを支援します。

  • NPO法人ReBitと協働し、社内外でのLGBTへの理解促進を図ります。

コミュニティ

LGBTフレンドリーな社会の実現を目指す社会活動に協賛します。

  • 従来から引き続き、LGBTをサポートする外部イベントに、会社やブランド(ベン&ジェリーズ)として協賛する予定です。

ユニリーバ・ジャパンは誰もがいきいきと自分らしく働き、最大限の能力を発揮することがビジネスに成長をもたらすとの考えから、従来からダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを推進して参りました。課長職以上に占める女性比率は32%(2016年9月末現在)となっているほか、2016年7月には、社員が働く場所や時間を自由に選べる勤務制度「WAA(Work from Anywhere and Anytime)」を導入し、多くの社員に活用されています。

多様性を尊重する組織文化の中で、LGBTの社員は自然に受け入れられており、また制度として明文化されていなかったものの、LGBTの社員の職場環境や休暇などに関する相談に対しては、会社として個別に対応を行ってきました。しかし、昨今の社会的な動きを受け、LGBTの社員のための制度を明文化し、LGBT支援活動を強化することを決定しました。ユニリーバ・ジャパンは、「ユニリーバ・プライド・ジャパン」の活動を通じて、LGBTがより自分らしく働き、暮らせる社会の実現を目指します。

* LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティの総称の1つです。性的マイノリティ(性的指向、性自認に関するマイノリティ)にはLGBT以外の多様なアイデンティティを持つ方もおられます。

関連リンク

ユニリーバ・ジャパン、LGBT支援プログラム「ユニリーバ・プライド・ジャパン」を開始 (PDF 118.2 KB)

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