取り組みの概要
「環境負荷を減らしながら、ビジネスの規模を2倍に」。新しいビジョンのもと、ユニリーバは、よりよい明日を創るための活動を世界中で進めています。それは創始者から100年以上にわたって受け継がれてきたユニリーバの伝統です。
はじまりはひとつの石鹸から
「よりよい明日を創るために」。ユニリーバは、2009年、新しいビジョンを掲げました。その原点は、ビクトリア時代の英国に生まれたひとつの石鹸「サンライト」にあります。その箱には、こんな文章が記されています。「この石鹸を使う人の誰もが清潔な暮らしを送れますように。充実した暮らしを楽しめますように」。それは、衛生状態の悪い当時の英国を憂えた、創始者リーバ卿の願いでした。小さな石鹸に込められたこの想いは、「きれいになる」「きれいな家に住む」という新しい喜びを生み、暮らしを変えていきました。
「サンライト」はまた、石鹸をつくる人たちの暮らしも変えていきました。英国・リヴァプール郊外のポート・サンライトは、リーバ卿が彼の石鹸工場で働く人々のためにつくった街。ここでは、画期的な労働条件や福祉制度が設けられ、子どもたちのために学校や美術館が建設されました。休暇には、リーバ卿みずから住民を率いてロンドンの展覧会に連れていったといわれています。
よりよい明日を創るために
現在、ユニリーバのブランドは世界180カ国に広がり、毎日20億人もの消費者の方々に選ばれています。製品はどれも小さなものばかりです。でも、「サンライト」は、私たちに、小さなものにも暮らしを変える大きな力があるということを教えてくれました。だから、ユニリーバは、リーバ卿の想いを受け継ぎ、人にも、社会にも、そして地球にもよい影響を与える製品づくりに日々取り組んでいます。
1990年台代にはビジネス戦略とサステナビリティへの取り組みを統合することを正式に発表。2005年には、ブランド・インプリントというプロセスを採用し、サステナビリティ戦略をブランド戦略に組み込みはじめました。ユニリーバのサステナビリティへの取り組みは外部機関にも高く評価され、「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」では、12年連続食品業界のリーダーに選ばれています。世界・日本での活動の詳細や成果は、「ユニリーバ サステナビリティ・レポート」でご報告しています。
そして、2010年、ユニリーバは、「よりよい明日を創るために」というビジョンのもと、成長とサステナビリティを両立させる新しいビジネスプラン「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」を発表しました。このプランでは、成長戦略の一環として「環境」「すこやかな暮らし(衛生/健康・食)」「経済発展」の3つの分野に取り組むことを明言し、それぞれの分野について、2020年までの数値目標およびアクションプランを設けています。その中には次のような事項が含まれます。
2020年までに:
・製品のライフサイクルからの環境負荷を半減する
・10億人により衛生的な生活習慣を身につけていただき、すこやかな暮らしを支援する
・製品の原材料となる農作物を100%持続可能な農園から調達する
このプランについての詳細は、「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」をご覧下さい。
すこやかな暮らし
ひとつの石鹸が、子どもの命を救うことがあります。1杯の給食が、子どもの未来への希望になることもあります。パーソナルケアや食品のブランドを持つ企業として、衛生・食の改善をめざしています。
環境
「環境負荷を減らしながら、ビジネスの規模を2倍に」。新しいビジョンのもと、持続可能な農業、気候変動、水資源、パッケージの分野を中心に取り組みを進めています。
経済発展
ユニリーバは世界中で非常に多くのパートナーと関わっています。その中には、途上国のごく小規模な農家や、個人事業主の女性たちも含まれています。ビジネススキルや生産性を高める支援を通して、こうした方々の暮らしを安定させるとともに、コミュニティ全体の経済発展にも貢献しています。

