1960年代
1960年代、世界経済はさらに活気づいていきます。ますます豊かになる暮らしの中で、新しい考え方が育まれ、明るい見通しが生まれました。ユニリーバもまた広告代理業など新しい分野へ挑戦し、ビジネスのありかたを模索しました。
拡大と多角化へ
活気づく世界経済のもと、ユニリーバでもビジネスの拡大と多角化をめざします。それまでにない新しいビジネスを求めて、広告代理業、市場調査、包装事業など、いろいろな分野へ挑戦しました。
他方で、創業からの主力ビジネスである食品の分野では、医療界からの要望を受けて、コレステロールを下げる働きのあるマーガリン「ベーセル」が発売されました。時代に先駆けておいしくてヘルシーな食品を開発してきたユニリーバの技術開発力と情熱が、健康のプロフェッショナルである医療界からも認められたのです。「ベーセル」の伝統は、特定保健用食品「ラーマ プロアクティブ」などの製品に今も受け継がれています。
1960年代半ば、ユニリーバはビジネスを再編成しました。それまではブランドは全てそれぞれの国、企業ごとに管理されていましたが、トップブランドとヨーロッパでの収益は「コーディネーションズ」と呼ばれるカテゴリー別のチームが管理することになったのです。このことにより、国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました。
